映画「わたしの魔境」とは

「もし今、オウム真理教に類似したカルトがあったらどうなる?」
をテーマに、普通のOLがカルトに洗脳される過程を描く話題作。
実際のオウム真理教関係者や、オウム死刑囚の妻らへの取材映像と交えて描く。

STORY
どこにでもいる普通の新卒OLの湯川華。彼女は、正体を隠して採用して人を増やすマルチ商法企業に騙されて入社してしまい、上司から理不尽な叱責を受ける。とある事件をきっかけに心に深い傷を負うが、周囲に相談出来る人はいなかった。

そんな中、人気YouTuberの紹介動画をきっかけに、カルト宗教「ニルヴァーナ」に心の救いを求め、のめり込んでいく。
そこには、自分が会社員生活で見出す事の出来なかった、心の平和を見出せたかに思った。しかし彼女は、教団の恐ろしい実態を知り、引き返せなくなっていく。

地下鉄サリン事件から28年が経過した現在、事件の記憶が風化しつつある中、今の時代に置き換えたフィクションとして描く事でカルト洗脳の罠を解き明かす。主演は、本作が映画初主演となる元NMB48一期生 近藤里奈。津田寛治ら実力派が脇を固める。監督は、『幸福な囚人』で商業デビューを果たし、現在大型商業新作2本待機している天野友二朗。

映画祭
映画『わたしの魔境』は湾岸地帯のサンダンス映画祭と称される熱狂的な映画祭 サンフランシスコインディペンデント映画祭はじめ、国内外数々の映画祭で受賞・入選を果たしている。

サンフランシスコインディペンデント映画祭2023 入選 (アメリカ) / ヒューストン国際映画祭2023(アメリカ) /サンタモニカ国際映画祭 2022 オフィシャルセレクション部門入選 (アメリカ) /ニース国際映画祭 2023入選 (フランス) /ロサンゼルスアジアンフィルムアワード2022 オフィシャルセレクション入選 (アメリカ) /ムンバイボリウッド国際映画祭2022 最優秀長編映画賞受賞 (インド) /タゴール国際映画祭2022 優秀賞受賞 (インド) /ORION国際映画祭2023 ファイナリスト部門入選 (オーストラリア) /沖縄NICE映画祭 (日本)

コメント
『わたしの魔境』は率直に言って、時間を無駄にしない。 (中略) 物語の最後、主人公の華は、カルトから自分自身を開放する意味でハッピーエンドとして終わる。 しかし天野は、彼自身の物語をもう一度直視する事を躊躇せず、元オウムのメンバーたちに、これで終わったわけではないと言う。教団に入信して行方不明になった者を探し続け、戻ってきてくれることを待ち続け、最後まで会えなかった家族もいる事に触れている。 (中略) 現在主流化している悲劇ポルノに対するアンチテーゼである。
By サンフランシスコインディペンデント映画祭

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